SQL Server 2012 をWSFCへインストール

2015/12/25 Windows

SQL-wsfc
先日、名古屋でMicrosoft sql server の構築案件がありました。ベースはWindows Server 2012 R2を利用したクラスタ環境(3セットなので6台)だったんですが、SQL Server 2012のスリップストリームインストールを行うことで導入時間の短縮ができました。
スリップストリームインストールは最新のSPやCUをSQL Serverインストール時に適用するインストール方法で、SQL Serverでは昔から使われるセットアップ方法の一つです。

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SQLServer 2012ではインターネットに接続している場合、セットアップ時にインターネットから最新のパッチを確認するように変更されていますので、インターネットに接続できる環境なら、問題ありませんが、インターネットに接続できない環境や、展開する台数が多い場合、時間短縮に効果的なデプロイ方法です。

SQL Server 2012をシングル構成でスリップストリームインストールする手順はいくつかの記事で紹介されていますが(インストールオプションとして、/action=installを付与する)
WSFC(クラスタ)環境でのスリップストリームインストールが中々、見つからなかったので備忘録としてご紹介。
※因みに本オプションは、setup.exeのヘルプでも参照できます。

1.前提条件と環境

ここでは既に構築されているWindows Server 2012でのWSFC環境にSQL Server 2012をクラスタ環境でスリップストリームインストールする前提となります。
※WSFCはWindows Server Failover Clusterの略
SQL Serverに適用するパッチはSP2です。
SP2 ダウンロードURL(以下、リンク)
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=43340
ダウンロードしたsp2のexeは、Cドライブの直下にsp2フォルダを作成し、保存します。
WSFC環境の為、クラスタ構成の2台ともに、exeを配置する必要があります。
(UNC c:\sp2)
SQL Server 2008まではこのexeを展開する必要がありましたが、2012からは展開せずにスリップストリームインストールができるようになりました。

2.最初のノード

一台目のノードは、以下のオプションを利用してインストールします。
setup.exeはSQLServer 2012のインストールメディアに含まれているものとなります。

後はインストールウィザードが起動しますので、通常のセットアップと同様に進めていきます。
インストールウィザードの最後に表示されるサマリに適用するパッチが表示されますので、ここについて、確認を行っておきます。

3.2台目のノード

2台目のノードは、1台目とは異なるオプションを付けてセットアップを開始します。

こちらも同様にインストールウィザードが起動しますので、通常のセットアップと同様に進めていきます。
セットアップ完了後、リソースの移動テストを行い、セットアップは完了です。

WSFC環境の場合、 /action=install オプションで進めて行くと、シングルノードのセットアップになってしまうため注意が必要です。

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