VMware Workstation 8 で Windows Server 2012 R2をゲストOSとして動作させる

2016/01/25 Windows

vm-2012-guest
先日、リリースされたばかりのWindows Server 2012 R2ですが、Windows Server2003のサポート切れも近いこともあり、これから導入が進むと思いますので評価環境をVMWare Workstaion(ver.8)に作成することにしました。
早速、仮想マシンの作成を行いましたが、ここで一旦、疑問点が。

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というのも、仮想マシンを作成して、インストールするOSを選択する画面があるんですが、Windows Server 2012は出てきません。使っているVMWareのバージョンを元に調べてみると、Windows Server 2012はバージョン9からのサポートなんですね。
しかも既にVMware Workstaionはバージョン10までリリースされています。
バージョンアップすることも考えましたが、ソフトウェアの値段を見ると、躊躇してしまいます。

なんとかバージョン8で動作させることはできないかなあと、調査していると、以下のウェブサイトにバージョン8でWindows Server 2012を動かした記事がありました。
STRATESQL
Install Windows Server 2012 on VMWare Workstation 8

この記事によると以下の手順で、Windows Server 2012を動作させることができるようです。

  1. Configure the virtual machine in VMWare Workstation 8 with the Windows Server 2008 R2 template, but do not load the operating system.
  2. Power on the virtual machine and manually load Windows Server 2012.
  3. When the install completes, power down the virtual machine and modify the 3D graphics settings to enable Accelerate 3D graphics (http://www.labareweb.com/vmware-workstation-with-windows-server-2012-black-screen-after-vmware-tools-install/).
  4. Power on the virtual machine and install VMWare tools.

この記事を基にバージョン8でWindows Server 2012をセットアップして、動作するかをテストしてみました。

1.仮想マシンの作成

VMWare Workstaionを立ち上げて、新規に仮想マシンを作成します。
[ファイル][新しい仮想マシン]を選択して、新規仮想マシンウィザードを表示させます。
ここでは[標準]で作成を進めます。変更する場合は[カスタム]を選択します。
vmware-01

1-1.ゲストOSのインストール画面

ゲストOSのインストールを行うかを選択する画面になります。
[後でOSをインストール]を選択します。
vmware-02

1-2.ゲストOSの選択

インストールするゲストOSを選択します。
ここではバージョンとして[Windows Server 2008 R2 x64]を選択します。
vmware-3

1-3.仮想マシンの名前

仮想マシンの名前を設定します。
マシン名は任意ですが、ここではわかりやすいように[Windows Server 2012 R2 Standard]としています。
場所は仮想マシンのファイルが保存されるPATHを設定します。デフォルトのままです。
vmware-4

1-4.仮想マシンのディスク容量設定

仮想マシンが利用するディスク容量を設定します。
任意ですが、Windows2008以降、システムインストール後、ディスクを多く利用するようになりましたので、やや余裕を持たせて25GBで作成してします。仮想ディスクについては、単一としていますが、任意です。
vmware-5

1-5.仮想マシンのメモリ容量

仮想マシンで利用するメモリ容量を設定します。
デフォルトでは1024MBですが、快適に利用するために2048MBに変更しました。
メモリに余裕がある場合は4GBぐらいを設定すると良いと思います。
vmware-6

1-6.仮想マシンのサマリー確認

これまでの画面で設定した内容のサマリーが表示されます。確認して設定に問題がなければ[完了]ボタンをクリックします。仮想マシンの作成は完了し、左ペインに仮想マシンが表示されます。
vmware-7
作成した仮想マシンは下のように表示されます。
vmware-8

2.Windows Server 2012 R2のインストール

仮想マシンの作成が完了後、GuestOSをインストールしていきます。
Windows Server 2012 R2をインストールしますが、インストール自体は物理サーバへのインストールと同じ手順ですので、別の記事にて記載することにして、ここでは割愛しています。

3.GuestOSインストール後の設定

3-1.3Dグラフィックスアクセラレーションの有効化

参考にした記事によると、画面の問題があるので、仮想マシンの3Dグラフィックス機能を有効にして!
と書かれています。
以下の手順で3Dグラフィックスの機能を有効化します。
※仮想マシンは停止している状態で実施。
vmware-3D-enable

  • 左側ペインから設定したい仮想マシンをポイント
    右側に画面のメニュー[仮想マシンの設定を編集します]をクリックします。
  • [仮想マシン設定]から[ディスプレイ]をクリックします。
  • 右ペインに項目:3Dグラフィックス、[3Dグラフィックスのアクセラレーション]にチェックを入れます
  • [OK]をクリックし、設定を保存。

これで設定は完了です。VMWare Toolsのインストールに進みます。

3-2.VMware Toolsのインストール

GuestOSの利便性を上げるためにVMware Toolsをインストールします。
GuestOSを起動します。起動後、OSに管理者権限でログインを行います。
上部メニュー[VM][VMware Toolsのインストール]を選択します。
ドライブにVMware Toolsのイメージがマウントされます。
vmware-3-1
ダブルクリックで、VMware Toolsのインストールが開始されます。
vmware-3-2

3-3.セットアップタイプの選択とインストールウィザードの完了

セットアップタイプの選択画面になります。ここでは[標準]にチェックを入れます。
vmware-3-3
インストールが完了すると、完了の画面が出ます。
vmware-3-4

3-4.GuestOSの再起動

VMware Toolsのインストールが完了すると、GuestOS再起動のための画面が表示されます。
vmware-3-5
再起動が完了すれば、Windows Server 2012 R2のインストールは完了です。
vmware-3-7

4.インストール後

ここまでの手順でVMware Workstaion 8でWindows Server 2012 R2が動作することが確認できました。
少し使ってみましたが、特に問題はなさそうです。
これで2003からのバージョンアップや、操作感などが検証できます。
動作するところまでは確認していますが、実施は自己責任にてお願いします。

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