RTX-1200/1210のファームウェアをリビジョンアップする手順

2016/03/01 ネットワーク

rtx1210_firmware
RTX-1200/1210には幾つかの方法でファームウェアを更新することが出来ます。
簡単に行うにはブラウザで管理画面にアクセスして、更新する方法。
ただ、この手順だと過去のファームウェアに戻すことができません。
ここではファームウェアを過去のバージョンに戻すことも考えて、シリアル接続やssh、telnetなどコンソールに接続できる環境を利用して、http経由でアップグレードを行う手順を紹介します。

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ファームウェアの更新はセキュリティ対策や新しい機能(例えば、この記事「RTX-1200を使ってl2tp/ipsecを設定。自宅・オフィスへ接続する」で記載したL2TP/IPsecをnat traversalで行う場合など)を利用するために必須の手順になりますので覚えておいて損はありません。※本手順は最新機種のRTX-1210や、古い機種のRTX-1100でも利用できます。

1.RTX-1200/1210への接続

事前にシリアルケーブルを接続して、コンソールが表示できることを確認しておきます。
telnetやsshでも作業は可能ですが、ファームウェア更新後に発生する、再起動のメッセージを見ることができませんので、できるだけシリアルケーブルでの接続をお勧めします。

1-1.管理者への移行

ルーターへのログイン後は一般ユーザーですので、以下のコマンドで管理者になります。

※管理者用のパスワードを設定している場合は、パスワードを入力します。

2.現在のファームウェアのリビジョン番号を確認する。

現在のルーターが利用しているファームウェアのリビジョンを確認します。
リビジョンの確認は show exec list コマンドを実行します。

表示されたRev.に続く番号が利用しているリビジョン番号になります。
上記の場合、Rev.10.01.34というリビジョンのファームウェアを利用しています。

3.現状のファームウェアのバックアップ

ファームウェアのアップデートに備えて、念のため現在、利用しているファームウェアのバックアップをとっておきます。利用するコマンドは copy exec になります。
copy exec 0 1 で現状のファームウェアをバックアップできます。

(上記の場合、ファームウェア 1がコピーしたファームウェアになります)

元のファームウェアで起動させるには、以下のコマンドを利用します。

※コピーした元のファームウェアが1の場合

4.設定ファイルのコピー

ファームウェアの更新前に、現在の設定ファイルをコピーします。
設定ファイルを更新しない場合や、現在、利用している設定ファイルが最新のものの場合は不要です。
現在の設定ファイルの情報を表示させるコマンドは show config listになります。

*(アスタリスク)が付いた日付のものが、現在、利用している設定ファイルになります。

4-1.設定ファイルのバックアップコマンド事項

現在の設定ファイルをバックアップします。

設定ファイルを元に戻すときは以下のコマンドを利用します。

※コピーしたconfigが4の場合

5.httpによるファームウェアの更新

httpでファームウェアをダウンロードし、アップデート処理を行います。
ファームウェアを更新するコマンドは “http revision-up go”です。ファームウェアの更新が完了すると、自動的に再起動が実行されます。

再起動が完了すると、プロンプトが表示されます。
これで更新作業は完了です。

6.ファームウェア更新の確認

RTX-1200/1210の再起動後に、コンソールからログインしし、アップデート後のリビジョンを確認します。

*(アスタリスク)が付いているリビジョンが利用しているファームウェアになります。
新しいバージョンに*が付いていれば、確認は完了です。

ファームウェアの更新はリスクが伴います。自己責任での実施をお願い致します。

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